TEMPESTI(テンペスティ)社のmaine(マイネ)ってどんな革?
イタリアンレザーといえば経年変化のかっこよさですね!
カワニシカバンプロダクトでは、主に TEMPESTI(テンペスティ)社のElbamatt(エルバマット)というレザーを使用しているのですが、お客様の要望により、時々TEMPESTI(テンペスティ)社のmaine(マイネ)というレザーを使用しています。
今日はそんなmaine(マイネ)を紹介します!
そもそもTEMPESTI(テンペスティ)社って?
社と、つくくらいですから当然会社なのですが、どんな会社かというと。。。
テンペスティは創業1946年のイタリア・トスカーナにあるタンナー。
審査基準が厳格なイタリア・ベジタブルタンニンレザー組合に加盟しており、
長年にわたりヨーロッパのラグジュアリーブランドなどにレザーを提供しています。プロダクト│TEMPESTI
1946年というと戦後すぐですね。戦後の大変な時期に創業されて、現在に至るまで、70年以上世の中にレザーを提供してくれている会社ってことですね。
イタリア・ベジタブルタンニンレザー組合
さらにイタリア・ベジタブルタンニン組合に加盟していて信用ある会社です。
ちなみにイタリアでは、昔から組合の力がかなり強いらしくて、組合の力によって守られてきた伝統的な技術のようですね。
またこのあたりのことは調べてみます♪
マイネがかっこよくなるのは経年変化してから!
さて、本題の革なのですが、これが結構クセモノでこの革が良さに気づくまでかなりだいぶ時間がかかりました。
正直、第一印象があまり良くない
良さに気づくまで時間がかかった最大の理由は、
あまり第一印象が良くないんです!💦(主観)
完全に僕の主観なんですが、なんだかサラサラしてて、オイル感もなくて、なんなら傷もシミも付きやすい。
商品にしてもなんだか少しのっぺりしてて。。。うーんってかんじだったのです
経年変化がすごい!めちゃくちゃかっこいい!!
ところがどっこい!(どっこい?)
実際に使っているとみるみるかっこよくなるんです!
だいたい半年くらいで、画像のような感じになりました。はじめはのっぺりした感じだったのだどんどん光ってきて、これぞレザー!!って感じに仕上がってきたんです!
スーパーかっこいいですね(^^)
ただしオイルは必須!
かなりいい感じに仕上がりはするのですが、僕の見解では、絶対にオイルを定期的に入れる必要があると思っています。
時間が経つとけっこうサラサラになってしまうんです。
サラサラになると、あんまりいい雰囲気じゃなくなるんです。
というわけで、カワニシカバンプロダクトではお手入れするためのオイルやグッズの販売を計画しています( ̄ー ̄)ニヤリ
乞うご期待!
maine(マイネ)とElbamatt(エルバマット)の違いは?
では、maine(マイネ)とElbamatt(エルバマット)の違いは何なんでしょう?
僕の見解では、含んでいるオイルの量だと思っています。
革はオイルの量でだいぶ雰囲気がかわるのです。
Elbamatt(エルバマット)が100入っているとすれば、多分maine(マイネ)は60くらいじゃないかなーと思っています。
だから、maine(マイネ)はお手入れが必要なんですね。
ちなみにElbamatt(エルバマット)は、ほとんどお手入れが必要ないんです。それだけ沢山のオイルが入っているんですね。
ここからは、完全に僕の予想なのですが、多分maine(マイネ)の方が寿命が長いように思っています。
まぁ予想です。データは出ていないので、なんとも言えませんが。。。
最後までよんでいただきありがとうございました!
今回は、TEMPESTI(テンペスティ)社のmaine(マイネ)を紹介させていただきました。
なかなか一筋縄ではいかないレザーですが、間違いなく愛着を持てる一品になるレザーですね。
何度もいいますが、うちでいつも使っているElbamatt(エルバマット)なら基本的には、ほとんど使わなくて大丈夫なんですけど、maine(マイネ)は定期的にオイルを使ったお手入れをしてあげた方が良いと思います。
ちなみにカワニシカバンではTEMPESTI(テンペスティ)社のElbamatt(エルバマット)を使って、GAMP(ブリーフケース)、FONTANA(ボストンバッグ)、ricchyL(L型ウォレット)を販売しています。
これらをなんと同じ値段でmaine(マイネ)のレザーで作ることも可能です!
気になった方はお問い合わせよりご連絡くださいね♪
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
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