【2024年最新】新紙幣の種類と特徴を徹底解説！新紙幣にぴったりのおすすめ財布！

2024年7月3日、ついに紙幣が新しくなります！

新紙幣に採用された人物や、新技術を搭載した新紙幣の特徴を徹底的に解説！新紙幣に関する疑問をすべて解決できるでしょう。

また新紙幣にも対応できる使いやすいお財布もご紹介します。

新紙幣の発行は2024年7月3日（水）から！

2019年4月に財務省から発表された（※1）新紙幣の発行が目前に迫りました！

新紙幣の肖像やデザインは、財務省、日本銀行、国立印刷局の三者による協議を経て、最終的には財務大臣が日本銀行法に基づいて決定します。

紙幣のデザイン変更は、2004年以来20年ぶりとなります。

現在流通している1万円札、5千円札、千円札は、新紙幣発行後も引き続き使用できますのでご安心ください。

新紙幣の発行に伴い、財務省からも以下の注意が出ています。

“「現行の日本銀行券が使えなくなる」などを騙った詐欺行為（振り込め詐欺など）にご注意ください。（※2）”

新紙幣に関する詐欺には十分にご注意ください。

※1）財務省：新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します

※2）財務省：新しい日本銀行券の発行時期について

新紙幣に変わる理由は、偽造を防止するため！

新紙幣発行の主な目的は、偽造防止です。

近年、技術革新に伴い、紙幣や硬貨の偽造も巧妙化しています。

日本の銀行券は世界トップクラスの偽造防止技術を導入していますが、安全対策の強化を目指し、新紙幣への刷新が決定しました。

今回から新たに採用された偽造防止技術をご紹介します。

高精細すき入れ

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design10/）

現行の「すき入れ」に加え、より精巧な「高精細すき入れ模様」を採用しました。肖像の周囲に緻密な画線で構成された連続模様が施されており、従来のすき入れよりも偽造が困難になっています。

3Dホログラム

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design10/）

ストライプ型のホログラムを新たに採用し、3Dで表現された肖像が回転する最先端技術を用いています。この技術の銀行券への採用は世界初であり、日本の技術力が光る画期的な取り組みです。

この他にも、潜像模様、パールインキ、マイクロ文字、深凹版印刷、識別マーク、すき入れバーパターン、特殊発光インキなど最先端の技術を組み合わせることで、日本の銀行券は世界最高レベルの偽造防止性能を実現しています。

新紙幣に採用されたのは、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎！

2024年7月3日に発行される新紙幣には、一万円札に渋沢栄一、五千円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎の肖像が新たに採用されました。

新紙幣の肖像画は、国立印刷局の工芸官が、写真資料や彫刻などを参考に、細部まで丁寧に描き上げました。

人物のいきいきとした表情や、時代の雰囲気を表現するため、何度も試行錯誤を重ねた末に完成したものです。
3人の偉人の功績と共に肖像画をご紹介します。

渋沢栄一（1840-1931）

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/shokai/）

日本経済の父と呼ばれ、500以上の企業設立に携わった実業家
教育者、思想家としても活躍し、論語の翻訳や社会福祉事業にも尽力
新紙幣の肖像画は、渋沢栄一が50代後半の頃の姿を基に制作

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design10/）

津田梅子（1864-1929）

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/shokai/）

女子教育の先駆者であり、現津田塾大学を創立
当時としては画期的な女性教育を行い、多くの女性リーダーを輩出
新紙幣の肖像画は、津田梅子が30代前半の頃の姿を基に制作

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design05/）

北里柴三郎（1853-1931）

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/shokai/）

破傷風菌を発見し、治療法を開発した細菌学者・医学者
日本の近代医学の父と呼ばれ、多くの感染症研究に貢献
新紙幣の肖像画は、北里柴三郎が50代後半の頃の姿を基に制作

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design01/）

新紙幣の顔は単なるデザインではなく、歴史上の重要性、知名度、国民からの敬愛を満たす人物が選ばれています。

ユニバーサルデザインで誰もが使いやすいお金へ

出典：国立印刷局ホームページ（https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design05/）

2024年7月3日に発行される新紙幣は、現在使用されている紙幣と比べて大きくデザインが変更されています。

特に目を引くのが、数字部分のフォント変更です。

従来のデザインとは異なるフォントは、一見すると違和感を感じる方もいるかもしれませんが、これは「ユニバーサルデザイン」と呼ばれる考え方を取り入れたデザインです。

ユニバーサルデザインとは、年齢や能力の差に関わらず、誰もが使いやすいように設計されたデザインのことです。

新紙幣では、視覚障害者の方でも数字が読みやすく、触っただけで額面が分かるような工夫が取り入れられています。

誰もが使いやすいお金として、今後長く人々に親しまれていくことでしょう。